わけぎとナバナの一文字ぐるぐる

(伊賀有機農産地場ニュース2014/3/28掲載)

初登場の「わけぎ」です。ねぎとたまねぎの雑種でよく枝分かれする為「分け葱」の名がついたそう。ねぎより香りもマイルドで薬味というより緑黄色野菜としてお召し上がりいただけます。わけぎを酢味噌でいただく熊本の郷土料理です。

〈材料〉約4人分

  • わけぎ 1束(約100g)
  • ナバナ 1束(約150g)
  • 甘夏の絞り汁 大さじ2
  • 味噌 大さじ2
  • みりん 大さじ1
  • 水 大さじ1
  • すり胡麻 大さじ1
  • 練り辛子 小さじ1/2

〈作り方〉

  1. わけぎは洗って根を切る。根は庭に植えるとまた伸びる(かもしれません)。先の茶色く変色した部分は除く。ナバナも洗っておく
  2. お鍋に湯を沸かし、塩(分量外)を少々入れる。わけぎの根を下に、まとめて手に持ち湯の中に浸 ける。15秒たったら手を離し、全体をお湯の中に浸け10秒たったら引き上げ手早く水にさらす。すぐに引き上げ軽く絞っておく
  3. 続いて2の鍋のお湯でナバナを茹でる。こちらも根元からお湯に浸け、15秒経ったら全体をしゃぶしゃぶするようにさっと茹で手早く水にさらす。すぐに引き上げ軽く絞っておく
  4. 2のわけぎは、根元から5㎝程度の白い部分で折り返し、その部分を芯にして残りの葉を貝の形のように巻きつけていく。巻き終わりは中にくぐらせて外れないようにする。3のナバナも1本ずつ、くるりと結んでおく
  5. 小鍋に、味噌、みりん、水、すり胡麻、練り辛子を入れ弱火にかけて練る。火を止めて、仕上げに甘夏の絞り汁を入れて混ぜ、味を見て好みの甘辛度に調整する
  6. 4 をお皿に盛り、5をかけていただく。

*タレは和えずに写真のように別添えにするとおもてなし風になります。
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