にんじんの利休煮

(伊賀有機農産地場ニュース2014/12/12掲載)

「利休煮」とは、胡麻を使った煮物のこと。千利休は胡麻を好んで使ったそうで、胡麻料理には利休の名のつくものが多いのです。これは、勝手につけてみた……。胡麻のコクが染み込み、にんじん特有の風味が苦手な方でも食べやすいかもしれません。冷めても美味しいのでお弁当のおかずにもオススメします。

〈材料〉

  • にんじん 大1本 約200g~
  • 胡麻油 大さじ1
  • 水 100cc~
  • 青ねぎ小口切り(あれば適量)
  • 柚子の皮の千切り(あれば適量)
  • 【練り胡麻 大さじ1
    すり胡麻 大さじ2
    みりん 大さじ1
    醤油 大さじ1
    塩 小さじ1/4】

〈作り方〉

  1. にんじんはよく洗って皮付きのまま食べやすい大きさの乱切りにする
  2. 冷たい鍋に1を入れ、胡麻油を回しかけ混ぜる。必ず蓋をして最初は中火、蒸気が出てきたら弱火にしてじっくり蒸し焼きする
  3. にんじんが、こんがり色づいてきたら水を加えてさらに蒸し、好みの柔らかさになるまで火を通す(かなり柔らかめでも美味です。水分がなくなって焦げ付きそうになったら水を足してください)
  4. 【  】の材料をボールに入れ、よくかき混ぜておく
  5. にんじんが柔らかくなったら、4を加えて混ぜ、煮汁がほぼなくなるまで煮る
  6. 器に盛り、青ねぎと柚子の皮を散らす