ビーツとにんじんの塩きんぴら

葉つきのビーツが手に入ったら、できるだけ早く葉と根を切りはなし、葉は先にいただきます。
根は新聞紙などで包んで冷蔵庫の野菜室に入れておくと1ヶ月程もちます。
葉は、ほうれん草の味を濃くしたようなイメージなので、新鮮なうちに胡麻和えやナムルにしてもいいですし、おすすめは簡単ソテー。下ゆで不要です。
オリーブオイルとにんにくでペペロンチーノ風味にしてもおいしいし、クタッとしたバター炒めもいけます。
根のポピュラーな調理方法は、丸ごと柔らかくなるまで茹でて皮をむきカットする方法で、そのままサラダで食べたりスープに入れたりします。また、ホイルなどに包んでオーブンで丸ごとじっくり焼くと濃厚な甘みを楽しめます。しかし、ビーツはかたいため、大きさや調理器具にもよりますが、丸ごと茹でても焼いても1~2時間近くかかってしまいます。
今回ご紹介するのは、思い立ったらすぐできる気軽な食べ方。
& ふだん食べなれない野菜を前に、お箸がのびなやむご家族も、知らぬ間に食べている(かもしれません)。

 

〈材料〉作りやすい分量

  • ビーツ 100g
  • にんじん 100g
  • ごま油 小さじ2
  • 水 小さじ1~
  • 塩 小さじ1/8~
  • 黒炒りごま 適量

〈作り方〉

  1. ビーツとにんじんをそれぞれ千切りにする
  2. フランパンに1とごま油と水と、塩少々(分量外)を入れ、油が野菜にからまるように混ぜて蓋をし、中火~弱火で蒸し焼きにする。途中、焦げ付きそうになったら水を少し足し、ときどき蓋を開けて混ぜながら5分ほど蒸し焼きにする
  3. にんじんとビーツをつまんでみて好みの柔らかさになっていたら、蓋をとって中火~強火で水分を飛ばすように炒め上げ、好みの塩梅に調味する
  4. 仕上げに黒炒りごまを和える


ビーツとにんじんは同量。今回はうずまきビーツです

あれば鉄フライパンで

お好みで醤油味に仕上げてOK!
もちろん、ビーツだけを炒めてOK!
キノコやこんにゃくを加えても。
これからの時季はズッキーニやピーマンを加えて。
和風味以外にも、カレー粉を入れたり、お肉を加えたり、お好みで食べやすくアレンジしてくださいね。

他に、こんな気軽な食べ方も。


スライサーで薄ーくスライスして、しばらく乾かす。
それを少なめの油で揚げる。

塩少々ふっておつまみに。


そして、サラダの至福。

キャベツのコールスロー(見えてない)の上に、アボカド、トマト、堅豆腐、きんぴらビーツ、素揚げビーツなど冷蔵庫にあるもの全部のせ。
胡椒を効かせた自家製玉ねぎドレッシングをかけ、まぜまぜしていただきました。